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宮前区 文化

公開日:2024.05.31

サンフェスタ終幕
小川さん「10年やりきった」

  • ブースが並んだ会場

  • 撮影スポットで笑顔を見せる小川じゅんさん

 手作り市「みんなの笑顔のサンフェスタ ファイナル」が5月25日、川崎市民プラザ(高津区)の屋内広場で開催され、アクセサリーやスイーツなど地域住民による手作りの品やサービスを提供するブースが並び、大勢の来場者でにぎわった。

 今年が最後となる「フェスタ」では会場に24のブースが並び、ハンドメイドのスイーツやマスコットを販売する人や、ボディペインティング、似顔絵のほか、ヘッドスパ、占いなどのブースも出店された。

 「フェスタ」は2015年、宮前区内でコミュニティースペース「TIDA's house」(西野川)を運営する小川じゅんさん(47)が、「地域の人々が笑顔でつながれる場を作ろう」と考えてスタートさせた。当初は自身の産後うつの経験から、「子育てに追われるママたちが笑顔になれるように」という思いから企画したというが、年々、人気のイベントとなり、幅広い人が楽しめるようイベント名も「みんなの笑顔の」と変更した。

 今年で10周年となったが、小川さんは今回で「フェスタ」を終了させることにした。「地域にイベントも増えたし、『フェスタ』を通じて多くの人がつながった。十分やりきったので」と小川さん。初めて「フェスタ」で手作りパンのブースを出店し、100個ほどのパンを完売した寺岡万里子さんは「いいイベントなのに残念」と名残惜しそうだった。

 イベントの終了間際には「解散式」も開かれ、小川さんがあいさつに立ち、会場スタッフや来場者に「10年間、ありがとうございました」と涙ながらに感謝を述べた。

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