今夏に初開催されるアートイベント「宮前区役所つながる美術館」のロゴマーク審査会が6月6日、区役所で行われ、区内在住の小林和実さん=人物風土記で紹介=のデザインがグランプリに選ばれた。
グランプリ作品は、宮前区の頭文字「M」をモチーフに2人の誰かが一緒にいることをイメージしたデザイン。審査員からは「シンプルながら力強く、想像力をかき立てる表情がある」と高く評価された。
主催のアースリングスプロジェクト(安藤尚美代表)によると、ロゴマークは全国から137点の応募があった。作品は区役所ロビーに展示し、区民投票による一次審査で30点に絞り、最終審査会では、国立美術館の稲庭彩和子さんを審査員長に、区内の美術家やデザイナーら計4人が選考。グランプリ1点、準グランプリ2点、優秀賞10点を選出した。準グランプリには、区内在住の遠島啓介さんと結城梢さんの作品が選ばれた。
稲庭審査員長は「公募から区民投票、審査会と、開かれた場で区民の方々を交え選考が行われたことは素晴らしい」と講評した。小林さんのロゴマークは今後、イベントの広報物などに活用される。
同イベントは8月1日に開幕予定。宮前区役所を美術館に見立て、アート作品の展示やワークショップなどが企画されている。
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