意見広告・議会報告
市政報告Vol.53 都計道 横浜生田線(水沢工区)開通に向け! 川崎市議会議員 矢沢たかお
川崎市議会第2回定例会が6月2日から25日まで開会しました。一般質問で取り上げた3つのテーマの内、今回は議員1期目から取り上げ続けてきた「都市計画道路横浜生田線(水沢工区)」の取組状況についてご報告致します。
川崎市には未だ、多くの未開通の都市計画道路が存在しています。都市計画道路は、土地の購入に向けた地権者との折衝や、地域住民との合意形成に大量のエネルギーが注ぎ込まれ、時間をかけて進めていくものです。
清水台交差点を菅生緑地方面に真っすぐ抜ける都市計画道路横浜生田線(水沢工区)もその一つです。この残り約100mの区間は、令和元年度に事業用地すべての買収が完了し、事業課題は横浜市側との調整を残すのみとなっています。前回議会で取り上げてから丁度一年が経ちましたので、進捗状況について質問しました。
約24年ぶりに横浜市会で本路線の議論が行われた事を受け、その内容について、建設緑政局長に質問したところ「横浜市は、都市計画法の定めにより、川崎市域内で整備される横浜生田線の事業に反対することはない。加えて、川崎市の事業が具体化し、元石川線との接続協議が行われる際には、大型車両の通行規制なども含めて必要な対策についてしっかりと検討し、関係者で協議するという見解を議会で示した」と答弁しました。
川崎市第2次道路整備プログラムでは、本路線は令和7年度開通を目標としています。現実的には期限内開通は難しい状況ですが、次期計画となる令和8年度から令和11年度の完成区間としてしっかり位置付けるべきです。これに対して市は、「横浜市側の住民理解を得るための説明に向け、横浜市との協議調整を進めている。路線の進捗状況や課題の整理などを行い、次期計画として取りまとめる」と答弁しました。
本路線の整備は、交通の分散化や緊急時における道路のリダンダンシーの確保、救急搬送の迅速化などにも寄与する大変重要なものです。両市間協議を着実に進めていただくことを要望しました。
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