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宮前区 文化

公開日:2025.07.16

第40回「麻生音楽祭」終幕
累計7千人が参加

  • (上)Specialバンド(右)実行委員長の池上さん

 今年で40回目の開催となった「麻生音楽祭」は7月12日に最終日を迎え、麻生市民館ホールで「ポピュラーミュージックショー」が催された。6月からひと月にわたり続いた音の祭典は、この日の出演者全員がステージに上がって合唱する「Specialバンド」で華々しくフィナーレを迎えた。

 地域の市民や音楽家が中心となって1984年に開いた「音楽フェスタ」を契機に、麻生市民館が開館した翌年の86年に「麻生音楽祭」は始まった。回を重ねるごとに参加者も観客も増え、今では出演者約2千人、観客約5千人が参加する規模に成長した。

 40回目となる今年は、2月に川崎市制100周年記念事業を兼ねた音楽祭の40周年記念イベント「1000人でオーケストラと歌おう!」を特別に実施。約700人が参加し、事前にプロから歌唱指導を受けた上で、坂本九さんの「明日があるさ」などを観客と共に熱唱した。

 音楽祭は6月14日に開催した新百合ヶ丘駅南口広場でのオープニングコンサートを皮切りに、スクールコンサートやアンサンブルのつどいなど6部門を6日間に分けて開催。麻生フィルハーモニー管弦楽団が麻生区のイメージソング「かがやいて麻生」を編曲したオリジナル版を演奏するなど、地域色豊かなステージが続いた。

 最終日の12日はポップスやゴスペル、ロックなど多彩なジャンルのステージが続いた。最終演目「40周年記念Specialバンド」では、この日の出演者約60人のほぼ全員がステージに上がり、井上陽水さんと奥田民生さんの「ありがとう」を全員で歌い、音楽祭は幕を閉じた。

 実行委員長の池上裕子さんは「40周年に向け、実行委員全員が『学園祭』のような熱量で準備を続けてきた。その全てを無事に終えられ、本当に感無量。ご協力、ご参加いただいた全ての方に、感謝している」と満面の笑みだった。

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