宮前区 社会
公開日:2025.07.18
トウモロコシ迷路で笑顔
農業体験に1200人
農業に親しんでもらおうと、JAセレサ川崎青壮年部向丘支部は7月12、13日、初山のとんもり谷戸圃場でトウモロコシ畑の迷路イベントを開催した。両日で約1200人が参加し、迷路と収穫体験を楽しんだ。
同支部は、1984年から「じゃがいも学校」と題した農業体験イベントを継続的に実施しており、これまでにジャガイモやエダマメ、ダイコンなどの収穫体験を提供してきた。5年前からは、JAセレサ川崎との共同管理する圃場で、トウモロコシ畑の迷路体験と収穫ができるイベントを開いている
参加者たちは、入り口で「実が太いもの」「先端のヒゲが濃い茶色のもの」といったおいしいトウモロコシを見分けるポイントを教わり迷路へ。途中で自分のお気に入りのトウモロコシを見つけ収穫していた。
参加した井上智絵さん(8)は「トウモロコシをもぐのが楽しかった」と笑顔を見せ、母親の典子さん(46)は「初めて参加したが、実の選び方も教えてもらえて良い体験ができた」と満足そうに話していた。
同支部の石坂健司支部長(51)は、「これからも、地域の皆様に農業に触れる機会を提供していきたい」と語った。
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