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宮前区 教育

公開日:2025.08.22

少年少女発明クラブ
ロケット自作 飛距離競う

  • 水と空気圧を利用しロケットを飛ばす参加者

 川崎北部少年少女発明クラブ(上森規光会長)の「ペットボトル水ロケット飛翔コンテスト」が8月1日、県立向の岡工業高校(多摩区)で開催された。工作や科学実験を通じて創造力などを養う活動に取り組んでいる同クラブの恒例行事で約40人が参加した。

 参加者は1・5リットルペットボトルの空容器を組み合わせて高さ50cm程度のロケットを製作。そこに350ccの水を入れ、6・5kgの空気圧をかけて校庭で打ち上げ、飛距離を競った。

 飛距離は同校のボランティア生徒が計測器でミリ単位まで計測。生徒により好記録が読み上げられると歓声が上がった。横浜市都筑区から初めて参加し、トップバッターで好記録を出した鈴木遥馬さん(小学4年)は、「水しぶきで一瞬ロケットを見失って、見たらもう遠くにあった。先っぽを少し重くするため、ビニールテープや針金を巻いて微調整するのが大変だった」と話した。

 この日は、台風の影響で途中から雨が降り出しコンテストは中止に。36人がロケットを作ったものの、20人は飛ばすことができなかった。同クラブの上森会長は「当クラブの会員に加え、一般募集の子たちも多数参加してくださった。雨が強くなったため、打ち上げは半分の子たちしかできず、イベントとしては無念の結果になった。打ち上げが叶わなかったロケットを飛ばす機会を検討している」と述べた。

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