親子の笑顔溢れる 溝口神社で例大祭
溝口神社で10日に宵宮祭(前夜祭)、11日に例祭(本祭)が行われた。毎年この時期に催される区内でも最大規模の祭で、今年も多くの参拝客で賑わった。
「絆 がんばろう日本」と書かれたのぼり旗が飾られるなど、今年の祭は特に東日本大震災の復興支援という意味合いが強く、義援金に賛同する人も数多くみられた。
前夜祭の抽選会参加券を求める列は大山街道まで延びるほどの盛況ぶりで、抽選会ではこの日最高潮の盛り上がりを見せた。やきとり、イカ焼き、射的、あんず飴などの昔懐かしい露天には浴衣姿の子どもたちが集まり嬉しそうな歓声をあげていた。ほかにも、明治時代から同神社に現存する国内ケヤキ1本をくり抜き作られた直径三尺六寸(約110センチ)の曳太鼓が披露されるなど、子どもも大人も笑顔溢れる祭となった。
翌日の本祭では神輿渡御が行われ、200人以上の担ぎ手が駅前のキラリデッキや各町内会を練り歩いた。境内のステージでは雅楽の演奏や大道芸が祭に花を添えていた。
宮前区から来た親子は「毎年楽しみにしている。子どもも祭を待ちわびていたようで、今年も来てよかった」と話していた。
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4月19日