高津区 意見広告
公開日:2025.12.05
数値でみる川崎と高津 No.129 シリーズ
転換期?川崎市の保育施策
みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
川崎市の人口は現在も増え続けていますが、子どもの数はすでに減り始めています。就学前の児童数をみると、概ね10年前にピークを迎え、現在はその3/4程度となっています。
下記のグラフは、就学前児童数の推移と、認可保育所に入所を希望する児童の割合を示したものです。この間、就学前児童数が減る以上に申請率が上昇したため、結果的に入所を希望する児童数も増え続けていました。しかし、今年、はじめて入所希望児童数も減少に転じており、本市の保育施策は転換期を迎えているといえます。
地域によっては、まだ施設整備が必要なところも残っているものの、今まで以上に「保育の質の充実」が重要な施策課題となっています。子ども達の成長を支えるためにも、保育士をはじめとする従事者の待遇改善や労働環境の整備に取り組んでいかなければならないと、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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