久本桃之園公園 寒風にサザンカが揺れる 生花店ではアネモネなど人気
冬枯れの木々が街のあちらこちらに立ち並ぶこの時季。久本桃之園公園(久本1丁目441番3)の一角に、群生するサザンカ(山茶花)が赤い花を付けている。ツバキ科の常緑樹であるサザンカは、秋から冬の時季に開花する。
幹の間を2月の寒風が吹き抜ける。風に揺れる緑の葉の陰から赤い花びらたちが顔をのぞかせ、花の中央では黄色の雄しべが「身を寄せ合う」。
近隣の生花店によると、立春を過ぎた現在、多くの買い物客の人気を集めているのは、寒さに強い球根から栽培される種類。特に、春先に色鮮やかな花を付けるアネモネ、チューリップ、ヒヤシンスなどが好まれ、すでに花を付けた品種が来客の目を楽しませている。
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4月26日