高津区
公開日:2012.09.14
連載【2】「町内会・自治会の震災対策」
久地西町自治会
児童を団体名で引き取り
公共の施設が少なく、山や河川がある同地域では、マンション等の協力を得て防災倉庫を設置し、緊急時の物資を分散備蓄する。倉庫は現在3カ所、今年度末までにもう1カ所増やす。
自治会内の久地西町ドリーム子ども会育成会(須藤かおり会長)では保護者帰宅困難時の児童引き取りで工夫をしている。保護者が駆けつけられない場合、子どもを学校に留めるには現状では環境が不十分と判断。引き取り人として子ども会の団体名で登録することを学校側に申し入れ、了承を得た。有事の際、引き取り担当が学校に向かい、準備担当が倉庫の備蓄品を扱い、子ども達の帰りを待つ。
須藤さん、育成会防災担当・瀧谷なつきさん、自治会副会長・金子美登里さんは、「『子どもは地域の宝』との林会長の言葉があって今の活動がある」と口を揃える。林さんは言う。「皆で話し合うことでつながりが生まれ、地域力が上がる。その輪を広げていきたい」
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