創立100・140周年 高津小学校で記念式典
川崎市立高津小学校(須田昭雄校長・1043人)で10日、創立100周年兼140周年記念式典が行われた。在校児童が練習を重ねた演技や合唱が披露されると、会場からは大きな拍手が送られていた。
記念式典を今年度開催するにあたり、約3年前から記念事業実行委員会(斉藤眞弘委員長)は教師や児童、PTA、同校OB・OGと一体となって開催準備を進めてきた。体育館で行われた式典には来賓や学校関係者ら約400人が来場、華やかなオープニングで幕が開けた。
挨拶に立った須田校長は「本日を迎えられとても嬉しく思います。各学年がテーマを持って取り組んだ発表を楽しんでください。暖かいご協力に感謝いたします」と話し、PTA会長の町田裕昭さんは「歴代のPTAの皆様のおかげで高津は安心して子どもを育てられ暮らせる街になりました。たくさんの笑顔があるのは地域の皆様のおかげ、これからも私たちPTAと地域が力を合わせ子育てに努めます」と挨拶した。
児童の演技に涙
その後は、各学年が『高津小 笑顔いっぱい 夢いっぱい』をスローガンに「おめでとう高津小」や「学校、友達」「高津の好きなところ」「現在の自分」「未来」などのテーマに合わせて練習を重ねた演技や合唱を披露した。また、同校の校庭に立つヒマラヤ杉をイメージしたマスコットキャラクターの「ヒマラン」も登場した。子ども達の真剣な表情と息の合った演技に会場からは盛大な拍手が送られ、涙を流す人も見られた。
同校のOBでもある斉藤委員長は演壇に立ち、児童に関東大震災での被害など同校の歴史を説明するとともに、「安全な学校づくりのため、広大な土地にすぐに再建できたことなど、常に地域の方々に支えられてきました。これからも変わらぬご支援をお願いいたします」と挨拶した。
式典後の祝賀会では、参加者同士が記念の節目を祝い、10年後、20年後も盛大に式典ができるように、高津小学校と地域の発展を誓い合った。
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5月3日