高津区
公開日:2014.03.21
梶ヶ谷町内会
カメラ設置で防犯強化
駅-トンネル間に2カ所
防犯活動に積極的に取り組んだ団体、個人に贈られる警察本部長褒章の伝達式が3月11日、高津警察署で行われ、鈴木映治さん(防犯指導員)、森幸男さん(久末町内会長)、内田義一さん(防犯協会常任理事)と梶ヶ谷町内会(村田俊昌会長)、1団体3個人が受賞した。
交差点など計12台
梶ヶ谷町内会は、13年9月に梶が谷駅から梶ヶ谷トンネルをつなぐ通りの交差点2カ所に8台の防犯カメラを設置した。梶ヶ谷トンネルは2006年、殺人事件が発生した場所。同町会の中山光雄防犯部長は「事件を発端に町内会でも危機感が強まっていた」と話す。
また、村田会長は自身が経営する自動車工場に自費で防犯カメラ4台を設置。昨年末、梶ヶ谷トンネル内で発生したひったくり事件の際にバイクで逃走する犯人をカメラが捕らえ、捜査に貢献している。村田会長は「防犯カメラの設置が犯罪抑制に効果がある話は聞いている。犯罪が起こりにくい地域づくりを行っていきたい」と話している。
高津警察署によると、現在自治会・町内会で防犯カメラを設置しているのは、蟹ヶ谷清水町会、末長町内会、東末長町内会、二子第3町内会の4町会。高津警察署は「カメラの設置協力は大変ありがたいこと。自治会、町内会と連携して防犯強化に努めたい」と話す。
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