「第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会」が8月22日から同26日まで、東京辰巳国際水泳場などで開催され、区内のNECグリーンスイミングクラブ溝の口が競泳、カワサキスイミングクラブが水球で優勝するなど輝かしい結果を残した。
NECグリーンスイミングクラブ溝の口
13〜14歳区分の男子400mフリーリレー、同メドレーリレーでの2冠を達成したのは、NECグリーンスイミングクラブ(NECGSC)溝の口所属の中学生4人。フリーでは3分37秒33で見事大会新記録を更新し、他を圧倒する実力の高さを見せつけた。
出場したメンバーは「緊張したけど、自分のベストの泳ぎができた」(森祐樹さん・樽町中3年)、「良い環境に恵まれ、結果を残せた」(末永亨馬さん・菅生中3年)、「個人での優勝とは違う嬉しさがある」(山尾隼人さん・西中原中2年)、「大会新記録を出せて本当に嬉しい」(関澤京吾さん・西高津中3年)と喜びを語った。
さらに山尾さんは今回、五輪出場を目指す強化選手候補者の一人に選ばれ、今後一層の練習に励む。
カワサキS・C
4年振り10度目の優勝を果たしたカワサキスイミングクラブの小学生チーム。各地域の予選を勝ち上がった代表24チームの頂点に立った。キャプテンの吉田隼都君(高津小6年)は「チームの目標は、JOC大会夏、春で優勝すること。まずは夏の優勝が嬉しい」と喜びを語る。
関東予選3位で全国へ挑んだ同チーム。「取られたら取り返す、がチームスタイル。予選からいい形で試合に臨めた」と振り返る中野司監督。得意のカウンター攻撃を起点に、予選リーグを1位で突破し、順当に勝ち上がった。
決勝は関東予選で得失点差で負けたライバル・群馬ジュニア水球(群馬)戦。カウンターで先制した後、「大会中に急成長を遂げた」というセットプレーで2点追加し試合を決めた。
チーム最多得点の吉田君は「カウンターをもっと増やせるよう、ディフェンスを練習していきたい」と春のJOC大会へ向け意気込みを語った。
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