足ひれを付けて水中を高速で泳ぐフィンスイミングの選手・三村逸人(はやと)さん(21)(日本体育大学3年、新作在住)が11月19日、千葉県国際総合水泳場で開催された第25回フィンスイミング短水路日本選手権大会に出場し、100mCMAS(クマス)ビーフィンで日本新記録を達成した。三村さんは10月の記録会で50mの日本記録を塗り替えたばかり。
CMASビーフィンは足ひれとシュノーケルを装着してクロールを泳ぐ種目。「自分のペースを作るように心がけた。前半から飛ばして勢いをつけた」と、50mで一気に勝負。最後に失速したが、前半の勢いが奏功した。日本記録を0秒93上回る42秒43でフィニッシュ。自己ベストも3秒22更新し、またしても快挙を達成した。三村さんは「達成した瞬間はとても嬉しかった。(周りから)たくさんの『おめでとう』『速すぎ』という声をかけてもらった」と喜びを口にする。
大会では200mの日本記録を狙う一方、苦手な100mでも自分に合ったペース配分を模索してきた。「まだ200mで新記録を出せていないので、しっかりと日本記録を出したい」。視線はすでに次の舞台へと向いている。
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