身近にあるものを使って発電の仕組みを学ぶ、出張理科教室「電気を作ってみよう」が1月18日、南原小学校で行われた。
この理科教室は、蒸気タービンや発電機などを生産している富士電機が「子どもたちに、一からモノを生み出す力や喜びを養ってほしい」との願いで昨年から実施。同社川崎工場による市内での開催は今回が初となる。
この日は、同校6年生2クラスが前半後半に分かれて参加。社員が子どもたちに発電の仕組みを説明した後、数人ずつの班に分かれ風力発電の実験に挑戦。プラスチックのスプーンと発泡スチロールで作った風車に、電球のついたモーターを装着。うちわやストローで風を送り電球が光る様子を観察し、効率的な電気のつくり方を学んだ。
児童たちは「羽を大きくしよう」などの声をかけ合い、皆で協力し、試行錯誤した。児童の一人、石田尋己君は「風を送る角度や羽の枚数が発電に関係し、勉強になった」と話した。
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