区内・溝口にある高津小学校(西村勇一郎校長)で8月4日、同校「おやじの会」が中心となった「ペンキ塗り」が行われた。当日は、メンバーやその家族をはじめ西村校長先生や職員など約30人が参加。4時間を費やし作業に没頭していた。
高津小学校に通う児童の保護者などで構成される「おやじの会」が、結成20周年を迎えた昨年から手掛けているこの取り組み。建設が予定されている新校舎完成を前に「古い校舎もできるだけきれいにして、子ども達に少しでも良い気持ちで学校生活を過ごしてもらいたい」という願いの下、夏休み期間を利用して旧校舎の塗り替え作業を行っている。
子ども達も作業を体験
2回目の「ペンキ塗り」となった今年。旧校舎の3階廊下に白色のペンキをローラーや刷毛で塗っていく作業を行い、メンバーの家族も多数参加。
今回の実施に際しては前回は初めての手探り状態だったため手控え気味だった「子ども達の作業参加」を、大々的に解禁。新しいことにチャレンジしてもらおうと児童らの参加を呼び掛けていた。
また「子どもが作業に加わる事」や「元々児童が過ごす場所」という点を考慮し、人体への悪影響が極力少ない塗料を選択。チビッ子達は安心して作業に集中し、上手に塗り終えると皆、満足そうな笑顔をみせていた。
次回は範囲拡大へ
「おやじの会」の会長を務める清田敦史さん=今号「人物風土記」=は、協力的だった学校側の姿勢に感謝の意を述べると共に「(2回の作業を終え)大分慣れてきたので、次回は塗る範囲を拡げ旧校舎全体のペンキ塗り作業を新校舎が完成するまでに終わらせたいですね」と、展望を語っていた。
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