郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる まちのこぼれ話 第7話 その2 石塚 卯三夫さん
◆小学校時代
1年生のときの遠足は津田山(宗隆寺裏あたり)でした。多摩川の川原でお弁当を食べましたが、本当にレンゲ畑が綺麗でした。菜の花、梨の花、桃の花などいつも美しい花に囲まれていた思い出があります。修学旅行は、伊勢参りでした。慣れない旅に皆、列車酔いしてしまい、居眠りしてお土産の手彫りのお盆を落として割ってしまった子も一人ではありませんでした。本当に悲しかったです。自分達の方言でもある、語尾の「〜べ」を使わずに綺麗な言葉で話そうと言われて練習もしましたが、結局無理でした。改めて自分の居場所である「田舎」を意識しました。それから、満州国から高津小学校を見学に来るということがあって、出迎える練習をしました。君が代と満州国の国歌を覚えるため3か月間練習しましたが、早く覚えたので褒められたのが嬉しかったですね。当日は3年生以上が校庭で歌いましたが今でも歌えますよ。
◆お祭りについて
お会式は11月、1年に1回寒いときでした。大山街道の縁日は2のつく日は二子、7のつく日は溝口で開かれました。古本やお菓子の縁日が立ち、雑誌の少年倶楽部を買ったり、「いまさか」という餡子で作る餅を買って食べました。縁日では、照明にカーバイトを利用していました。とっても明るいのとそのガスの匂いが忘れられません。
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