高津区 社会
公開日:2021.03.12
高津消防署
明津町内会の活動を表彰
長年の放火対策に謝意
「環境づくり」高評価
「春の火災予防運動」が3月1日から7日まで実施され、高津消防署(藤原收署長)では防火・防災思想をもち精力的に地域活動を行っている町内会を表彰した。
今回、表彰を受けた明津町内会(藤久保正徳会長)は、「明津せせらぎ遊歩道ボランティア部」というグループを組織し、毎月2回以上の美化活動などを実施。元々、地域の名所となっている「江川せせらぎ遊歩道」(水路)は震災や大規模火災時などにおける防火・防災の重要な役割りを担っており、同所やその周辺の枯草除去などを行い「放火されにくい環境づくりに尽力した事」などが、表彰理由に挙げられている。
晴れ舞台に破顔一笑
表彰セレモニーは3月3日、高津消防署内にある講堂で行われ、藤久保会長のほか中心メンバー10人が参加。一人ひとりに藤原署長から感謝の言葉と表彰状が手渡され、記念撮影では皆、晴れやかな笑顔をみせていた。またセレモニー終了後、はしご車への体験乗車の「ご褒美」も用意され、皆嬉しそうな表情を浮かべていた。
表彰を受け藤久保会長は「美化活動は約15年前から続けており、表彰されたのは約40人の会員のうち、中心的な役割りを担ってきたメンバー。皆、励みになるものとして大変有難く感じている。これを契機に、さらに町内会の活動を拡充していければ」などと喜びを語っていた。
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