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税理士・FPの高橋さんが解説 お金のはなし その8「公的年金について」
Q.公的年金について教えてください。
公的年金とは、所定の年金保険料を払い、一定の要件に合致した人に対して支給される制度です。基礎年金として「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」があり、実は高齢者だけに関係があるものではありません。
Q.どのような人が年金保険料を納める必要がありますか?
20歳以上の国民は、年金保険料を納付する義務を負っています。学生も例外ではないので、未納等に注意しましょう。収入状況が厳しく納付が難しい場合には、免除や納付猶予の手続きも用意されています。放置することなく、適切に対応することが大切です。
Q.年金にはいろいろと種類があるとききました。
まず覚えておきたいのは「国民年金」と「厚生年金」という区分です。
国民年金は自営業者や学生、一定のパート・アルバイトなどが加入します。俗に年金の一階部分と呼ばれるものです。年金保険料は自らが納める必要があります。厚生年金は会社に勤務する人や公務員などが加入します。年金保険料は給与から天引きされます。年金の「二階部分」と呼ばれ、上乗せして受給することができます。
年金は制度全体が複雑で、関係する用語もたくさんあります。今回ご紹介したくらいのことを最低限押さえておき、生活環境が変わったときなどに、あらためて自分に関係しそうな分野を調べていくのが良いのではないでしょうか。
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4月19日