聖マリアンナ医科大学病院で10月3日、医師を乗せて傷病者のもとへ向かう救急医療用ヘリコプター「ドクターヘリ」の搬送シミュレーション訓練が行われた。
訓練は、新設された入院棟の屋上ヘリポートの運用開始にあわせ実施された。ドクターヘリは、神奈川県のドクターヘリ基地病院である東海大学医学部付属病院(伊勢原市)を出発し、聖マリ医大病院のヘリポートに着陸。医師と職員が患者の受け入れ手順、離着陸の際に生じる音や風の影響などを確認した。
ヘリコプターは風向きにより、入院棟の南側か北側から離着陸する。大規模災害時には、消防や警察のヘリコプターが飛来することもあるが、ヘリポートの耐荷重は8トンのため、大型のヘリコプターは離着陸できないという。
救命救急センター、災害拠点病院、臓器提供施設も担う同病院。訓練を見守った大坪毅人病院長は「ヘリポートの設置は念願だった。近隣の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします」と話した。
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