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公開日:2024.01.19

下作延郵便局
2月20日、再開へ
局舎建て替え、完了間近

  • リニューアルを控える川崎下作延郵便局

 老朽化に伴う局舎建て替えのため一時閉鎖となっていた「川崎下作延郵便局」が2月20日(火)から再開する見通しとなった。今回のリニューアルにより来局者の利便性も向上する事が予想され、関係者も期待を寄せている。

 交差点「高津区役所東側」のすぐ近くにある同局(下作延2の9の11)は、局舎の老朽化、耐震などの問題もあり2022年12月をもって一時的に閉鎖。建て替え工事が進められてきた。

利便性も向上

 リニューアルする川崎下作延郵便局は、所在地はこれまでのまま。局舎を構える建物全体を刷新したことで、敷地の面積が大幅に拡大している。これにより、以前は1カ所のみだった郵便物の受付窓口を2カ所に増設したほか、来局者が座って利用できる「相談窓口」も新設。地元の郵便局長会・高津区部会の会長を務める小泉伸さん(川崎北見方郵便局長)は「(郵便局で取り扱っている)NISA口座や、がん保険などに関する各種相談もゆっくりできるようになるのでは」と話し、利便性の向上に期待を寄せている。

「局外の行列」解消

 また、これまではスペースが確保できず、順番待ちの列が局外の道路に溢れ出てしまっていた「ゆうちょATM」(現金自動預払機)についても、面積拡充により局内で並ぶことができるようになる予定。再開を待ち侘びる近隣の住民らは「リニューアル前は(ATM利用待ちの)長蛇の列が局前道路の往来を妨げてしまう事も珍しくなかったが、これからは建物の中で待てるので寒いこの時期、特に有難い」などと話している。

 新局舎は外装工事を終え、現在は内装の施工を行っている段階。再開日(2月20日(火))に向けて急ピッチで作業が続けられている。

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