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高津区 コラム

公開日:2025.01.31

不定期連載
市民健康の森だより
第169回 体験企画の先駆け「竹炭焼き教室」について

  • 座学(上)と窯出し作業の様子(下)

 竹林整備によって切り出される孟宗竹を使った竹炭焼き、私たちは平成19年から区民向け「竹炭焼き教室」を開催、今まで15回以上実施しています。私たちが行っている区民向けの体験型企画の先駆けとなった教室です。

 このような長い歴史を持つ竹炭焼き教室、今年も無事に5名の参加者を迎えて1月16日に開講できました。歴史があるにもかかわらず前例に捉われることなく今年の教室は新しい試み満載です。これは教室を主導する炭部会長、副部会長が新しい担当者となったのが大きな要因でしょう。

 新しい部会長副部会長は炭焼き自体に新しい試みを取り込んでいます。一例を挙げると以前は窯詰する竹は全て割って節取りした竹を重ねて詰めこんでいたのですが、一部、竹を割らずに丸竹のまま窯詰しそのまま焼いたりしています。丸竹のままの竹炭はインテリアでの利用もできそうです。

次回は2月6日に開催予定

 同じように炭焼き教室でも今までにないやり方を試しています。昨年の教室でも座学で竹炭の効能や利用方法、炭焼きのやり方などを紙の資料を使って説明していましたが、今回はパソコンのパワーポイントでしっかりした資料を作り、作業小屋の壁にスクリーンを張り、プロジェクターを使って投影し、視覚効果の高い説明が行われました。

 実技編では窯詰と窯出しの体験です。まずは窯詰。この日のために1月9日に用意した竹材を1号窯に詰めてもらいました。竹材は以前よりも少し長くしたこともあり114キロもギッシリと詰め込むことが出来ました。窯出しでは12月に炭焼きしてそのままにしておいた2号窯から取り出してもらいました。今回の参加者の皆さんはとても熱心に受講して頂いています。次回は2月6日に開催予定です。

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