意見広告・議会報告
数値でみる川崎と高津 No.119 シリーズ 大幅に減った?将来の認知症患者数 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
先般、厚生労働省は認知症患者数の将来予測を改定しました。これまでの2012年をベースにした推計値では、2040年時点での認知症患者数は802万人と見込まれていました。今回、2022年をベースにした数値が示され、それによると2040年時点では約584万人と、実に3割近くも減っています。
その理由は、60代や70代など比較的若い年代の認知症発症率が大きく低下していることです。健康寿命が延び、認知症の発症が先延ばしになっていることが、結果的に認知症患者の数も減らしています。その背景には、喫煙率の低下や高血圧などの生活習慣病のコントロールが進み、認知症を悪化させる因子が減ってきたことが影響しているとみられています。
昨年改定した「川崎市いきいき長寿プラン」では、2040年時点での本市の認知症患者数を約10万人と見込んでいます。この数値は旧基準をベースに推計されているため、実際にはもっと少なくなるものと思われます。軽度認知障害を含め、認知症予防に関する知見を拡げていくことが、本市においても重要な施策課題になっていると私は考えます。
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川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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3月28日