国連の定める「国際協同組合年」を記念し、JAセレサ川崎と川崎信用金庫は6月9日、新人職員らによる合同田植えイベントを麻生区黒川地区で実施した。
今年は国連がSDGsに貢献する協同組合の振興を目的に定めた「国際協同組合年」にあたる。これを機に、JAセレサ川崎と川崎信用金庫は連携強化を目的に、双方の幹部職員や新人職員ら計約100人が協力し、JA青壮年部柿生支部が委託管理する水田で、神奈川県推奨米「はるみ」の田植えを実施した。
新人職員らは靴下を着用のうえ水田に入り、一列に並んで苗を1本1本、手植えしていった。水田に入るのが初めての職員が多く、泥の感触に歓声を上げたり、足をとられて転んだりしながら、JA側のサポートを得ながら丁寧に植えていった。
市内在住で田植えは初体験という川崎信用金庫の女性新人職員(22)は、「田んぼが思ったより深くて、何度か転びそうになった。自分が植えたコメを食べてみたい」と満面の笑みだった。
JAの梶稔組合長や川崎信用金庫の堤和也理事長も、列の真ん中で若者と共に田植えを楽しんだ。堤理事長とって小学校以来の田植え体験だったといい、「とっても楽しかった」とにっこり。「しかしコメ作りの大変さはこの後。若い職員がコメ作りの大変さを知る貴重な体験をさせてもらえた」と語り、梶組合長も、「米作りは大変手間がかかるもの。そのことを学んでいただけたと思う」と満足げだった。
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