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高津区 ピックアップ(PR)

公開日:2025.08.29

ライフライン維持・管理
LPガス容器の転倒、流出に備えて
燃料会社の「地域防災」とは

  • 地域防災に広く取り組む高津石油の面々(前列左から2人目が関口代表)

  • LPガス容器におけるベルト・鎖等の「二重掛け」例

  • 近年、同社で取り扱うようになった防災用品の数々

 高津区末長を拠点に創業64年。燃料供給など人々の生活には欠かす事のできないライフラインの維持・管理などを手掛ける「株式会社高津石油」(関口淳也代表)。地域の「防災」にもひと際熱心に取り組む同社では、名を連ねる「公益社団法人神奈川県LPガス協会川崎北支部」などが推進する各種対策にもいち早く対応している。

「二重掛け」の防止策

 これは近年の大雨による水害等の多発化・激甚化、及びそれに伴うLPガス容器の転倒や流出といった事態に備え、配達先に設置されている容器に対して「転倒、流出防止措置」を講ずるというもの。具体的には「水害ハザードマップ」で危険地域に指定されている場所に設置されているLPガス容器にはベルト・鎖等を「二重掛け」(写真下)を行うことなどを徹底している。

防災グッズの取扱いも

 近年、同社では「防災用品」に関連したサービスを展開している。これは元々、配送などを手掛けている「カリメラの水(ウォーターサーバー)」に加え「断水の時でも使用できる簡易トイレ(マイレットs100)」や「水を入れて5分でできる永谷園フリーズドライご飯セット」などを取り扱う、というもの。被災時、上・下水道の断水等に備え「飲み水の確保」「トイレ問題」は喫緊の課題とされており、簡易トイレや、水の備蓄にもなるウォーターサーバーに注目が集まっている。

 また既に防災備蓄品を用意している家庭に対しても、「ガスメーターやガス漏れ警報器など期限管理」という自社の得意分野を生かし「(非常食の)消費期限管理」などを請け負い、利用者から広く喜ばれている。

 さらに前出・県LPガス協会の一員としてLPガスの災害時における復旧の早さから、川崎市に学校や施設への設置を訴えると共に、地域の自主防災訓練に参加して非常時のLPガスの使用方法をPRする事も。関口代表は「防災に対する意識は、業界全体が強く抱いています。当社も防災用品を引き続き扱うことなどにより、企業姿勢を示せればと考えています」と、方針を語っている。

高津石油

TEL:044-866-4530

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