「アート引越センター」などを展開するアートコーポレーション(株)(寺田千代乃社長)は7月14日、社内引越技術コンテストを東京支店(川崎区)で開いた。コンテストは技術と意識の向上を目的に2012年から行い、今年で4回目。関東では初開催となった。
全国16ブロックの予選大会を勝ち抜いた16チーム32人が参加。男女1組のチームで、▽食器梱包▽荷物の5平方メートルスペースへの積み込み▽筆記テスト▽大型テレビの梱包▽運行前点検▽接客▽運転技術(左バックの縦列駐車)▽冷蔵庫運搬――の8種目をそれぞれ持ち時間10分で正確性や安全性を競った。
食器の梱包、積み込みでは、大きさや形を考慮しながら限りあるスペースに詰めていくことがポイントに。対象物に傷がつかないよう梱包する技術だけでなく、積み込むときの知識も問われた。冷蔵庫の運搬は幅の狭いコースで障害物をよけながら進まなければならず、声掛けなどチームの連携が試された。
8種目のうち運搬と運転の技術で他チームより優れた成績を収めた、兵庫ブロック代表尼崎支店の松浦祐士さん、高橋桃子さんのチームが優勝した。
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