――「川崎のチーム」になったと感じるのはどんなときですか?
「観客の皆さんが東芝の社員さんから市民の方たちになって、毎試合たくさんの方が応援に来てくれます。駅や街中で川崎ブレイブサンダースのチラシやポスターを見かけることも多く、川崎のチームだと実感する機会が増えました。私たちも川崎の街をもっと知って盛り上げたいと、ラチッタデッラを探検したり、選手のおすすめスポットに足を運んだりしました。差し入れでいただいた川崎名物『かりんとうまんじゅう』は大好物になりました」
――試合会場でのチアリーダーの役割は?
「一番は会場を盛り上げること。お客さんが一体感をもって参加してもらえるよう、同じ目線で選手を応援するよう心がけています。試合が始まる前の応援練習では、観客席の前に立って手拍子や声だしなど応援方法を伝えます。声を出してくれると信じて『届け!』と思いながら観客一人ひとりの目を見て呼びかけます。BTCは掛け声をかけながら踊るのも特徴の一つ。『GO!GO!サンダース!』や『カワサキ!』というコールがお客さんからも返ってきて、通じ合える瞬間が魅力的に感じます。
BTCは『アットホームな雰囲気』も大切にしています。身近に感じてもらうことで、バスケやチームを応援したいと思ってもらえると嬉しいです」
――応援が選手やチームの力になっていると感じることはありますか?
「あります。今シーズンも何度もありました。印象的だったのは5月5日、ホームゲーム最終のサンロッカーズ渋谷戦。試合終了まで残り8秒で同点に追いついた延長戦のときにブースター(ファン)と選手との一体感や会場の力を強く感じました。大声援が逆転勝利を導き、チャンピオンシップ第1シードを獲得したように感じます。負けそうで静かになってしまうときこそ前にでてチームも会場も盛り上げていきたいです」
――チアリーダーとして心がけていることは?
「BTCは全身で表現する熱い思いを感じてもらえるパフォーマンスを目指しています。そのため、曲選びも振り付けも自分たちで担当しています。体育館の端と端に立って発声の練習をしたり、遠くの人にも伝わるよう大きな動きを意識してレッスンします。
チアリーディングやチアダンスは自分のためではなく、人のためにパフォーマンスするもの。BTCは選手や観客だけでなく、スタッフや携わる全ての人のチアリーダーでありたい。全ての人に対してポジティブな存在であることを目指しています。来季はメンバー数を増やして、選手と観客をつなぎ、さらに会場を巻き込んでいきたいです」
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