菅町会(濃沼健夫会長)では、町内在住の小学生を対象にした英語教室に先月から取り組んでいる。毎週土曜日の午前中を開講日とし、今月4日には4回目を開催。小学3、4年生のクラスでは動物のカードを使ったクイズ形式の授業で英語を楽しく学んでいた=写真。授業を受けた柳澤雪華さん(小4)は「最初は難しかったけど慣れてきた。英語は楽しい」と話した。
4万3千人以上が住み、コミュニティづくりに力を入れている菅町会では、これまでも書道や珠算などの教室に取り組んできた。今回、来年度から小学3年生以上の「外国語活動」が必修化されることと、20年までに5、6年生で英語が正式教科になることを受けて同教室を発案。現在3、4年生30人と5、6年生9人が参加している。発起人で教養部担当の西山昇副会長は「町内に英語教室が少ない。まずは3年生から楽しんでもらえたら」と話す。
同町会の依頼で講師を務めているのは菅4丁目在住のデイビッド・アラン・スモーレン2世さん。米テキサス州出身で日本に来て30年。これまでに文部省や企業の英語教室を担当し、菅幼稚園でも英語を教えている。子どもへの指導歴20年というスモーレンさんは「子どもは走る場所を作れば伸びる。地元の子どもたちの成長をお手伝いしたい」と思いを語る。
今後は学校の英語教育の動きに合わせた授業展開を目指すという。濃沼会長は「受講生の両親から英語を習いたいという希望も出てきている。親向けの教室もできたら」と話していた。
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