多摩区版 掲載号:2018年6月1日号
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川崎授産学園の学園長に今春就いた 横山 裕一さん 枡形在住 53歳

根幹守りアップデートを

 ◯…麻生区細山にある障害者のための複合施設「川崎授産学園」の学園長に就任して2カ月。学園には事務職員として携わってきたが、学園長の仕事にはやっと慣れてきたところだ。意識するのは風通しのいい職場。「立場上リーダーシップも必要だけど、現場の経験を生かして職員みんなと一緒にやっていきたい」と朗らかに語る。

 ◯…大学卒業後、「公共的な職に就きたい」と授産学園の事務職員に。世間から見れば学園は障害者を隔離している印象があったかもしれないが、入ってすぐに違うと気づいた。「初日から声をかけてくれる人懐っこい利用者さんばかりで」と学園がオープンなことを実感。周りの職員や利用者に恵まれ、楽しくて仕事を続けられた。事務局で20年ほど裏方業務も経験し、3年前に再び学園へ。戻ってきてからは、天体観望会や音楽交流サロンなど地域住民との交流イベントに従事。毎回多くの来場者でにぎわうという。「地域と一緒に成り立っている施設と実感できているのは、宝だと思う」

 ◯…枡形出身。中学では天文部に所属し、夏に学校の屋上で流星群を見たのが思い出だ。「今、天体観望会に関わっているのは偶然だけど、縁があったのかも」と語る。リフレッシュは映画観賞。アクションやSFが好きで「最近見た『レディ・プレイヤー1』はわくわくした」と少年のように笑顔を見せる。

 ◯…今後、障害者も地域の中で暮らすのが当たり前の流れになるというが「地域の皆さんに理解され、専門的なノウハウをもつ福祉拠点としての学園の機能は保持する必要があるのではないか」と考える。一方で「建て替えや補修含めてアップデートしていけたら」。「地域共生」という学園の根幹を守りながら新しい姿を目指す。

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