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多摩区・麻生区 トップニュース文化

公開日:2018.10.26

市緑化センター
「ときめき温室」着々と
展示一新、見やすさ追求

  • 棚板を撤去し、配置替えしたトロピカルゾーン

  • ゾーンごとに看板を設置

 宿河原にある川崎市緑化センターで、温室展示の再整備が進んでいる。来園者にとって見やすく、わかりやすい展示を目指す「ときめきプロジェクト」として、今年8月に開始。ゾーン分けなど第1段階の整備がこのほど終了し、さらなる「ときめき空間づくり」に向けた試行錯誤が続く。

 熱帯や乾燥地帯の植物を鑑賞することができる同園の温室。約800平方メートルの敷地で、これまでは学術的な分類で植物が展示されてきた。

 今回のプロジェクトでは、来園者目線の温室づくりを徹底。一般の人にわかりやすいよう植物の配置を一新し、「トロピカルゾーン」「ドライゾーン」「育苗ゾーン」などに分類した。熱帯植物を展示するトロピカルゾーンでは、大きな植物を鑑賞しやすくするため、元々あった棚板を外し地植に。ゆっくり鑑賞できるよう、ベンチも新しく設置された。一つひとつの植物には、見やすい位置に統一デザインのネームプレートもつけられている。

 「温室には約400種の植物がある。パッと見でわかりやすく、全体的にちょっときれいになったところ」と同園の吉田靖所長。今後は、企画展スペースの確保や作業室の整理などに着手し、プロジェクトを継続。温室植物の目玉として、月下美人やバニラ、ヒスイカズラ、ジャカランダなどの展示で演出やPRにも力を入れていく予定だ。

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