創立40周年を迎えた布田の川崎市立下布田小学校(千野隆之校長)は11月17日、同校体育館で記念式典を開いた。中野島中学校区の学校や保育園、PTAなど教育関係者、同校の歴代教職員や学習協力者らが来賓として参加。式典では児童の成長の様子を伝えようと、学年ごとに劇や歌、企画など趣向を凝らした発表を披露した。
念願の副読本、30年ぶり発行
創立40周年記念スローガンは「未来へつなごう〜せせらぎ・あいさつ・地域とともに〜下布田っ子の宝物」。昨年度、当時の6年生を含む運営委員会の児童らの強い希望により、3つの「宝物」が盛り込まれた。
記念事業の一つとして、同校を取り巻く地域のさまざまな情報を凝縮した地域副読本「しもふだ」を30年ぶりに発行。約70ページの冊子で、地元に関わる各方面の団体や個人の協力のもと、教職員を中心に2年がかりで製作した。副読本のほかバンダナや校章クッキーなどの記念品が17日、来賓や児童に配布された。
各学年が発表
式典には児童や教職員、100人を超える来賓が出席。5、6年生の司会進行役により、1年生から6年生まで学年ごとにステージに立ち、学校や校内施設「せせらぎ観察園」、地域を題材にした発表を披露した。演劇、音楽やリズムに合わせた呼びかけ、パネルを使った発表、「ニュース番組」風の発表、読み聞かせの活動報告など、児童一人ひとりの思い入れが散りばめられた。結びは全校児童と教職員、来賓による校歌の大合唱で締めくくった。
1979年4月に創立した下布田小学校は、市立東菅小学校と市立中野島小学校からの児童に新入生を合わせた計11学級、450人でスタート。現在は全校児童345人、教職員29人が在籍している。
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