タッチラグビー2019W杯銅メダルの日本代表選手で、競技普及に力を注ぐ 鴨志田 麻衣さん 生田在住 27歳
芝駆け「トライ」、次代へ
○…同期や後輩が出場し、5位で悔し涙を流していたワールドカップ(W杯)前回大会を動画投稿サイトで目にし、「人生で一度、トップの舞台でやりたい」と誓った4年前。翌年に日本代表デビューを果たし、今大会で堂々の3位に輝いた。今後は競技普及に向け、マネジャーなどサポート側への転身も思案中。代表を退き、次世代に思いを託す。
○…生田で生まれ、中野島小、中野島中学校、県立百合丘高校出身。中高ではソフトボール部で遊撃手、投手を経験した。体育教員を目指して日本体育大学に進み、野球部も検討したが断念。1年の終わりごろ、海外のタッチラグビーの動画を見て「スピーディーで動きがかっこいい」と心を動かされ、学内サークルを見学し、すぐに入部を決めた。「楕円球は触ったことなかったけど面白そうだなって」。当時は女子2人、総勢10人ほどだったが、今では100人規模に。同サークルOGにより結成された地域クラブ「BOOS」に、現在は身を置く。今回の女子代表16人のうち、所属選手7人が名を連ねる名門だ。
○…大学卒業後は市内で、希望していた自動車販売店の営業職に就き、土日出勤のため競技からは一時離れることに。2年ほどして「後悔したくない」と転職を決意し、再び選手生活へ。プロではないため無報酬で、勤務の傍ら代表合宿に毎月参加し、年1回の遠征費は20万円以上。それでもテレビ番組のアスリート企画に挑戦するなど、競技PRに心を傾けてきた。
○…夏と秋に全日本選手権を控えるクラブの練習は、多摩川河川敷。「のんびりした多摩区の雰囲気が好き。ずっと離れたくない」。中野島では神輿もかつぐ。自宅近くの生田浄水場に整備予定のグラウンドで、「いつかタッチラグビーの大会ができたら」。瞳を輝かせた。
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4月19日