多摩区PTA協議会の会長に先月就任した 木村 徹さん 菅在住 45歳
親と子に寄り添って
○…区内の市立小学校14校、中学校7校のPTAが所属する「多摩区PTA協議会」で、会長としての日々が始まった。「21校のPTAが円滑に活動できるように支えていく立場」と、広い視野で区全体を見渡す。各校の会長が集う会議や委員会活動は、情報共有の場として重要なもの。「課題をどう解決するか考えたり、良い取り組みを参考にしたり。意見交換のできる場にしていきたい」
○…今から6年前、一人娘が菅小学校に入学し、同校の「お父さんボランティア」に参加。「知り合いがつくれるかなと思って」と、運動会など催しの手伝いに励んだ。2年目には、誘いを受けPTA本部役員に。書記、副会長を経て、会長を2年間務めた。思い出深いのは文科大臣表彰を受けたこと。親子で防災を考える「自助袋」の取り組みや全保護者参加の下校パトロール、主催イベント等が評価された。「自助袋は他の学校にも広がろうとしている。学校の内外につながりができ、いい経験をさせてもらった」
○…埼玉県生まれ、2人兄弟の長男。野鳥を見るのが好きで、中高は写真部に所属。週末は山や川でカメラを構えた。薬学を学ぶため富山県の大学に進むと、9年間研究に没頭し、さらに4年間米国へ。今も大学講師をしながら研究を続ける。「授業は時間が決まっているし、研究も自分次第」と、PTAと上手く両立する。
○…交通の便を考えて住まいに選んだ菅地区については、「都会が近いのに自然も残っている」と良さを語る。ここ10年ほどは近所を走ることが趣味で、ウルトラマラソンにも挑戦した。PTAのほか、芝間子ども会や菅中学校区地域教育会議など多方面で子どもたちを見守る。「地域で子どもを育てていると感じる。今後も関わり続けたい」。優しいまなざしを向けた。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日