市立東生田小学校で11月3日、多摩区総合防災訓練が開催された。同校の避難所運営会議や消防関係団体、企業などが出展し、およそ600人が参加した。
区民の防災意識を高めようと、多摩区が取り組む訓練として6回目。今回は避難や備蓄、救急に関連した全52のブースが並んだ。災害時の食に関心を持つ人も多く、炊き出しには行列ができた。
総合的な学習の時間に防災について学んでいる東生田小の4年生は、グループごとに調べたことを発表。段ボールの活用法を実演するなど、さまざまな方法で来場者に防災の知識を伝えた。クイズ形式で発表した佐藤息吹君は「災害の備えや避難場所について知ってもらえたらいい」と話した。
防災科学技術研究所の「ナダレンジャー」による科学実験教室にも多くの子どもたちが参加。風を体感できる「突風マシーン」など、笑いを交えて楽しく防災知識を学んだ。
東生田小避難所運営会議の森一美会長は「この地域は新しい住民も増えている。今後どういう対応ができるか考えることが課題」と強調。同校の小林勝弘校長は「地域の取り組みが子どもたちにも伝わっていくのだと思う。皆さんの協力がありがたい」と話していた。
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