戻る

多摩区・麻生区 トップニュース教育

公開日:2019.11.22

こどもふれあいステージ中野島
公私立 枠超え継続
カリタスに生徒ら175人

  • (上から)カリタス女子中高、中野島こども文化センター、中野島中

 音楽や踊りを通じた交流を掲げ、中野島中学校区地域教育会議(乾充徳議長)は11月16日、「こどもふれあいステージin中野島」をカリタス学園の講堂で開催。8回目になる同イベントには、同学園と地元小中学校の6団体の児童、生徒延べ175人が出演。公立と私立の枠を超え、合唱や合奏を披露した。

 前回に続き、今年もカリタス女子中学高校コーラス部とカリタス小学校合唱クラブ、市立中野島中学校の合唱部と吹奏楽部、市立中野島小学校合唱団が出演。就任8年目の乾議長は「公立と私立の学校がこのように連携した行事は珍しい。カリタス学園の校風のおかげ」と感謝を込める。

 今年は「こどもふれあいコンサート」から「こどもふれあいステージ」に名称を変え、中野島こども文化センターの団体が新たに仲間入り。中野島小と下布田小のわくわくプラザ(学童保育)の児童35人による「中野島ロックソーラン隊」が出演し、会場を彩った。

 主催者によると、当日は子どもから大人まで例年より多い380人が来場。各団体は演奏や振り付けでそれぞれ工夫を凝らし、客席を沸かせていた。最後は出演者と来場者が一体で唱歌「ふるさと」を合同合唱した。

 カリタス女子中学高校の高山朋子副校長は「5月の悲しい出来事の際は、近隣の皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけし、また多くの温かい励ましのお言葉をいただいた」と感謝を表し、「例年のように会場校として一緒に楽しむことができてうれしく、パワーをもらった。これからも地域に根ざした学園を目指す」と思いを語った。

 同会議では多世代の交流会や、地元の園児と児童、生徒らによる花植え活動を企画するなど、学校と家庭、地域の連携に取り組んでいる。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

多摩区・麻生区 トップニュースの新着記事

多摩区・麻生区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS