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多摩警察署の署長に今春就任した 倉林 徹さん 多摩区在住 55歳

掲載号:2020年5月1日号

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「初心」忘れず、ひた歩む

 ○…40年近い県警勤務の中で川崎市内は中原署や川崎署、市役所出向を経験して初の北部へ。3月26日の着任以降、散歩好きを発揮し多摩区を歩き回る。「生田緑地に多摩川、自然があって商店もにぎやか」と印象を語る。原点は「初心を忘れない」。「町会などボランティアで見回りしてくれている方たちには、本当に頭が下がる」。そっと胸中を打ち明ける。

 ○…逗子市で生まれ、県警勤めで厳格な父親から礼儀や常識を学んで育った。父親の転職を機に、小2のとき埼玉県へ。小中に続き、名門の帝京高校でも野球に没頭し、投手でベンチ入りを果たした。3人の妹がいる長男として「親に世話になったし早く働こう」と、高卒で警察官の道を決意。加藤和男前署長とは同期の仲で、警察大学に入ったのも一緒だ。20

カ所以上の部署を渡り歩いてきたが「異動は今でも緊張する」と微笑む。

 ○…前任の公安第二課をはじめ、警備部門で約10年キャリアを積んだ。「何もなくて100点、あったら0点」。サミットや大規模行事で危険を予測し、対策を打つ。ある現場でコインロッカー点検にあたった際、「異常なし」の認識が依頼先の事業者と食い違った。全てのロッカーが点検対象という自身に対し、事業者は施錠された箇所を除外。「内外を問わず、相手に自分の考えを求めちゃいけない。きちんと説明して共有しないと」。仲間同士が共通認識を持てるよう、努力が不可欠だと教訓を得た。

 ○…「真夏に汗をかきながら歩くのが好き」。暇があれば、あてもなく一日中歩き続けられる。数年前、横浜市内の自宅から岡本太郎美術館まで徒歩で往復したことも。密かな悩みは「顔が怖いって言われる」と苦笑。署員には自ら話しかけ、心を通わせていく。

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