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多摩区・麻生区 社会

公開日:2020.05.15

明大院生
SNSで生田に一助
「イクタベル」地図製作も

  • 会議の様子=同研究室提供

 明治大学大学院理工学研究科(生田キャンパス)の学生が今春から、生田地区の飲食店情報等を発信する「イクタベルプロジェクト」に取り組んでいる。SNSを活用し、学生目線で地域のためにできることを模索する。

 同プロジェクトを企画するのは、都市計画研究室の学生ら8人。学生と地域との関わりを生み出そうと1月に始動した。はじめに商店街とのつながりを探っていたが、新型コロナウイルス感染症が流行。催しの企画ができない中、まずできることとしてSNSでの情報発信に手をつけた。

 SNSでは、コロナ禍で影響を受ける飲食店のテイクアウト情報を中心に、生田に関連する情報を発信。生田中央商店会とも連携し、生田駅周辺のマップ製作に取り組んでいる。「厳しい状況下で学生の立場で力になれたら。今回の出会いを他の活動にもつなげたい」と同研究室の田口諒さん(修士2年)。同商店会の山田美佐男会長は「感染拡大前から商店会活動は厳しい面も多いが、飲食店を中心に力を合わせ頑張っている」とし、「学生たちの自発的な活動はありがたい」と話す。

 同プロジェクトのツイッターとインスタグラム、フェイスブックは、「ikutable」で検索。

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