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脳神経内科 体の衰えとパーキンソン病症状の違いは何ですか?
神経難病・パーキンソン病は脳内のドパミンが減り、身体を自由に動かすことが難しくなる病気です。動作の開始が遅れて動作そのものが遅くなる「動作緩慢・無動」、手足がこわばる「筋強剛」、じっとしているときにゆっくりとふるえる「静止時振戦」、転倒しやすくなる「姿勢保持障害」が主な症状です。これらの症状をパーキンソニズムといいます。
一方、加齢による身体機能の衰えは、筋力低下や持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下などがあります。筋力低下以外は、パーキンソニズムでみられる症状のため注意が必要です。
パーキンソン病の患者さんが「力が入らない」と表現した場合、筋強剛ではなく筋力低下と判断されることがあります。問診だけで把握することはできず、診察が重要となります。また、転倒で骨折した患者さんに対しては「どうして転んでしまったか」を考えます。パーキンソニズムに先行して発症する便秘や嗅覚障害といった非運動症状がみられるケースもあります。診断は薬の治療でパーキンソニズムが改善されること、他の疾患を示す特異的な異常がないこと等で確定します。
パーキンソン病の治療において、症状を抑える薬は飛躍的に進歩しています。筋力をつけることも重要で、同時にパーキンソン病特有の病態に応じたリハビリテーションを継続していきます。当院では今年6月、リハビリテーションの施設を拡張。対面でも広く安全に利用できるスペースを確保し、専門性の高いリハビリテーションを提供しています。隣接する「登戸メディケア訪問看護リハビリステーション」では、筋力増強とストレッチ及び姿勢のポジショニングを中心に在宅療養に対応。クリニックに来られなくても、住み慣れた自宅で安心して機能訓練を行うことができます。
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4月19日