プロレスラーとして、12月7日の新百合ヶ丘大会でデビュー戦を迎える 今井 礼夢(らいむ)さん ヒートアップ所属 16歳
「諦めない」、笑顔に秘め
○…「技がカッコいい」。テレビで観るプロレスに憧れ、3年前に菅北浦のヒートアップ道場に入会。鍛錬を重ね、念願のデビューを決めた。試合に勝つこと、ゆくゆくはベルトを獲るのが目標だ。「ケガしないように気をつけながら、たくさんトレーニングする。お客さんが盛り上がってくれるように頑張りたい」と力を込める。
○…生まれながら耳が聴こえない障害があるが、学校では野球をやりながらプロレスラーになる夢を抱いてきた。参議院議員の母親・今井絵理子さんと、プロレスを通じた障害者支援に注力するヒートアップ代表・TAMURA(田村和宏)選手の交流が縁で道場へ。「プロレスに集中したい」。中学校を卒業する3月、代表に相談。「甘い世界じゃない。厳しいけど大丈夫か」。恩師の問いかけに首を縦に振り、高校には進学せず入門の道を選んだ。
○…身長166センチ、体重67キロと小柄だが、「ハートが強い。指導に対して常に笑顔」という代表の言葉どおりの愛されキャラ。最初は意思疎通に活用したボードもすぐ使わなくなり、明るさとジェスチャーで仲間と打ち解ける。10月16日に受けた道場のプロテストは一度落ちるも、30日に再テストで合格。メニューの一つ、苦手な縄跳びは前日までうまくいかなかったが、「目標のため」と投げ出さずに向き合い、克服した。
○…東京・国分寺市の自宅から通いやすく、まちの雰囲気が好きという多摩区。道場は「リングとマットがあって、夢が持てる場所」。12月7日、新百合ヶ丘で迎える初試合は、代表の胸を借りてシングルマッチに挑む。「アメリカでいつか試合をしたい」。真っ白なキャンバスに大きな夢を描き、諦めない心で練習を積み重ねていく。
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