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多摩区・麻生区 文化

公開日:2021.02.12

第3回川崎市地域文化財を紐解く【3】
戦史を刻む3基
旧生田出張所慰霊碑ほか

 改築工事前の生田出張所入口付近に並んでいた3基の石碑。2018年、生田小学校下校庭へ移転し、静かに戦争の記憶を伝える。

 右から1906(明治39)年建立の「明治三十七八年戦没紀念碑」と「日露戦没陣亡軍人忠魂碑」、1955(昭和30)年建立の「慰霊碑」。紀念碑と忠魂碑は日露戦争直後のもので、当時の生田村から出兵した従軍者を顕彰すると共に、戦死者を追悼する。戦後10年で建立された慰霊碑には、当時の金刺不二太郎市長の名も。1基の下部にあった名入りの銅板2枚は、移転時から五反田自治会館で保管されている。

 生田出張所の新庁舎は今年5月に完成。屋上は3基が並ぶ校庭につながる予定だ。

多摩区の川崎市地域文化財を紹介するコーナーです。

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