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多摩区・麻生区 ピックアップ(PR)

公開日:2021.02.26

多摩区のご近所活動 vol.4
身近な情報 きめ細かく
町内会・自治会の「情報発信」

  • 中野島町会石山元一会長

  • 生田山の手自治会望月俊男会長

 新聞やテレビ、インターネット、SNS等、多様な情報が飛び交う現代。その中でも、身近な行事や市からのお知らせなど、町内会・自治会が担う情報発信は地域の暮らしに欠かせない。発信方法やその内容にも地域ごとに特徴がみられる。

中野島町会

 4800世帯が加入する中野島町会は、約80の理事区に400の組がある大きな組織。組ごとに回覧板を回すほか、18カ所の掲示板やホームページを活用して住民に情報を届ける。組織立てて情報が回る中、石山会長は「理事や組長は毎年交代するので、担当することで町会に関心を持ってもらえたら」と話す。

 町会報は総務部が担当し、月1回発行が基本。会議の報告だけを載せていた時期もあったが、最近では会員の行動につながるようなイベント情報や施設紹介等を、タイムリーに盛り込んでいるという。今年度は防災委員会が水害時の避難ガイドとマップを作成。「重要保存版」として全戸に昨秋配布した。石山会長は「コロナ下でも新しくできることを取り入れていきたい」と語った。

生田山の手自治会

 生田小学校周辺の生田山の手自治会は、会員670世帯。広報で特に注力しているのが「自治会だより」だ。2014年5月にスタートし、毎月発行。地元に住む元プロのカメラマンが編集を担当し、行事の報告や季節の草花、月間の予定などをまとめている。最近は「生田の雑木林」という連載コーナーも。望月会長は「自治会館改修や生田小の催し、地元で100歳を迎えた方まで幅広く取り上げてきた」と、過去の紙面を振り返る。

 住民に向けたお知らせは5地区・約40組で回覧板を回し、4カ所の掲示板で発信。今後、デジタルツールの活用も視野に入れる。望月会長は「スマートフォンの使い方など基本的なことから、市の支援を活用して自治会内に広めていきたい」と先を見据える。

町内会自治会加入促進(多摩区vol.4)

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