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足柄 人物風土記

公開日:2026.02.21

伊勢神宮奉納書道展で文部科学大臣賞を受賞した
石川 瑞季さん
南足柄市塚原在住 17歳

  • 石川 瑞季さん (写真1)

書への尽きない探究心

 ○…国内外から約1万7千点の応募が寄せられた「第64回伊勢神宮奉納書道展」。最高賞の文部科学大臣賞は全部門で6人だ。半紙に筆をふるったのは「顔真卿右僕射」。線の太さや全体のバランスが難しい題材だったが、自分なりの表現を意識し書き上げた。この一枚のためにたくさんの時間を費やしたが、結果を聞きすべてが報われた思いが強い。「自信はなかった」といい、喜びもひとしおだ。

 ○…5歳のころから祖母が役員を務める小田原市の「昴書道会」に所属。高校2年生になり、授業に部活にと、毎日は目まぐるしく過ぎていくが、週1回の教室通いは欠かさない。高いレベルに身を置くことで感じられる充実感と、会が毎月発行する冊子に掲載されることが最大のモチベーション。学校では友人に字を褒められることも多いといい「これも書道のおかげ」とにこやか。

 ○…高校では吹奏楽部でトランペットを吹いている。県内でも珍しいジャズとクラシックに取り組む二刀流の部活で、シーズンごとに奏法を切り替えるのだという。演奏会やコンテストなど月に一度は本番が来るため練習は大変だが、それを楽しむ意識に転換し乗り切っている。「音楽を作る過程でたくさん成長できる。本番でそれが形になったときが最高」

 ○…高校生らしく、オシャレにも敏感。全体のコーディネートに説得力が増す足元は、特に気にするポイントだ。目下ハマっているのがスニーカー。買い物先でも色味や形を見比べている内に時間が過ぎる。流行りの話題に緩んだ口元も、書の話になると一気に引き締まる。自宅に掛かる祖母の作品を眺め「きれいで感銘を受ける。自分も書いてみたい」と話す横顔は、すでに次の挑戦を見据えている。

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