多摩区ソーシャルデザインセンター(SDC)で今春から学生代表を務める 伊藤 直人さん 麻生区在住 20歳
総力で 新風吹き込む
○…大学3年になった今春、市民活動の中間支援をする開設1年の多摩SDCで学生代表に。5月1日には、全体調整を担ってきた「登戸・たまがわマルシェ」の開催を控える。中心となる学生スタッフは25人ほど。「代表だからといって何か変わるわけではなく、皆それぞれ動いてくれる」と信頼を寄せる。区内イベントの先例やSDC役員の手も借りながら、若い力を発揮する。
○…姉が携わっていた子ども食堂の運営に、大学入学後に参加。「どういう仕組みで成り立っているのか最初は不思議だった」と、活動するうちに理解を深めた。SDCには立ち上げの検討会から出席。開設後は子ども食堂を中心に、地域イベントのスタッフなど学生の活躍の幅が一気に広がった。今度のマルシェは検討会から構想していたもの。「卒業前にはと思っていたが1年早く実現。開設1年でできるとは誰も思っていなかったと思う」とかみしめる。
○…麻生区で生まれ育ち、年中からサッカー一筋。県立生田高校でも部活に打ち込み、今は地元チームでコーチとして子どもたちに接する。「子どもが好き、OBで携われてありがたい」。中高時代、陸前高田市でのボランティアや、沖縄で普天間の話を聞いた経験から「現地の声とニュースに乖離がある」と政治に関心を抱き、法政大で学ぶ。都内への通学は週1回、オンライン授業で地元に身を置く日々だ。
○…友人同士やSNSを通じて、SDCの活動に多くの学生が手を挙げている。「やらなければいけない部分と、楽しさややりがいの部分、両面が重要」と、学生参加の本質を捉える。「川崎北部で学生が何かしたいと思ったとき、『SDCに行けばできる』と言ってもらえるように」。次の一歩を思い描く。
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4月19日