小田急線の登戸―百合ヶ丘間(5駅)を管轄する登戸駅長に、今月就任した 高橋 英司さん 登戸在勤 51歳
枠超え、新しさ追求
○…小田急電鉄に入社し33年。小田原駅の副駅長を経て、登戸駅のトップに就いた。「仲間の仕事に関心を持ち、気づいたことがあれば声をかけ合ってほしい」。アルバイトを含め、駅員約130人に向けてメッセージを発信。「コロナ下で今までと同じことをやっていてもダメ。新しいことにチャレンジしよう」。力強い眼差しをみせる。
○…鉄道マンとして「一つの財産」と言い切るのが、2016年夏から4年ほど在籍した本社の旅客営業部。営業企画のリーダーとして「イベントを通じて沿線の新たな魅力を感じてもらい、いかに小田急線に乗ってもらうか」考えた。2年目で迎えた開業90周年では、複数駅を回って謎解きのヒントを集める初のイベントを実現。2カ月で約5千人が参加し、夏の恒例企画になった。
○…海老名市で生まれ、父親まで3代にわたり国鉄勤務という家系で育った。高校を出て、ごく自然に一番身近な鉄道だった小田急へ。町田を始点に、代々木上原や藤沢など数多くの駅で駅員を長く務めてきた。入社前は「制服姿の駅員は怖い」というイメージを抱いていたが、「頼れる身近な存在でありたい」と強く願うように。駅員として乗客から叱られることもあったが、笑顔で「ありがとう」の一言が何よりの支えだった。「それに尽きる。やっててよかったなと」。その感触は今も心に刻む。
○…赴任地として初の多摩区で、駅の避難場所にあたる多摩川や多摩市民館を訪問。趣味のマラソンで「いつか大会で河川敷を走れたら」と密かに夢見る。地域連携を掲げる企業として「民家園通り商店会をはじめ、地元のいろいろなイベントで交流したい」とも。「今までにやったことのない新しい仕掛けに挑戦する」。そう誓った。
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4月19日