東京五輪の新競技・スケートボードのストリートで、日本代表の堀米雄斗選手(22)と西矢椛選手(13)が金メダルを手にした先月25日、26日。この快挙直後、市内北部でのスケボー練習場開設を求める署名運動に、2千件を超える賛同が寄せられた。
多摩区内の小学生グループが昨年9月に開始した署名運動。登戸でスケボー専門店を営み、同活動を支える片桐宏樹さんは「金メダル獲得前の署名は600件ほど。そこから一気に2千件増えた。地上波で放送されたことが大きい」と語る。8月3日時点の署名は2830件を超え、もう一つの種目「パーク」(8月4日・5日)後の効果にも期待がかかる。
五輪での注目とコロナ下で競技人口が増えたスケボーだが、専用の練習場であるスケートパークがあるのは市内で川崎区のみ。運動の中心を担う宿河原小学校の岡本陽希君(6年)らは、1時間以上かけて新横浜などのパークへ通う。多摩川河川敷で練習することもあるが、安全面が課題だ。
先月31日には、陽希君と同級生の田端弘平君、木村理乃さんと弟の壕太君(2年)が二ヶ領せせらぎ館前で練習。理乃さんは「(西矢選手が)失敗していた技を最後に決めたのがすごかった。もっと新しい技に挑戦したい」と話した。陽希君は「堀米さんのように自分も尊敬される人になりたい」と胸中を語った。
署名受付はサイト(https://www.change.org/kawasaki_sk8)。
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