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第4回川崎市地域文化財を紐解く【1】 南無阿弥陀仏貴重な三尊塔 光明院・六字名号塔群

文化

掲載号:2021年12月3日号

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六字名号塔と両脇侍、森副住職
六字名号塔と両脇侍、森副住職

 光明院(登戸1253)の本堂向かって左手。「南無阿弥陀仏」と彫られた名号塔と右脇侍の「勢至菩薩」、左脇侍の「観世音菩薩」、三体そろって阿弥陀三尊が形成されている。この「六字名号塔」は1714(正徳4)年7月、江戸時代の上菅生村の名主・田沢繁義氏が建立したものだ。

 稲田郷土史会の鶴見邦男会長によると、川崎市内では六字名号塔が14基確認されているが、いずれも単体。両脇侍と共に、三基で並んだ三尊塔は市内で光明院だけという。特に右脇侍の勢至菩薩は、市内に現存する2基の勢至菩薩のうち最古の石造。名号塔の側面から年代や建立者名を読み取ることができ、繁義氏が父母の供養のために建立したと伝えられている。

 繁義氏は田沢家の3代目。二ヶ領用水の大改修などで知られる田中休愚氏が幕命によって多摩川の普請(治水工事)にあたった際は、元締め手代として活躍。後に出家し、慈善事業を行い、公徳を施した。「田沢家は代々輝かしい名声と事績を残した。(名号塔は)繁義氏の足跡を知る貴重な歴史資料ともいえる」と鶴見会長。光明院の森崇峻副住職は「名号塔の上に傘がついており、信仰の証がうかがえる。(両脇侍が)片膝を立てているのも珍しい。先人が受け継いだものを大切にしていきたい」と思いを寄せた。

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