宿河原の県立多摩高校(野田麻由美校長)は今月8日、台湾の国立新竹高級中学の生徒とオンラインで初めて交流した。
文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定され3年目の多摩高が、国際教育の一環で企画。過去の縁がきっかけで実現した。1年生への事前募集で、今回は見学1人を含む14人が参加。相手校は高校2年生を中心に24人が参加し、Zoomを使って3つのグループに分かれて対話した。
生徒は自己紹介や日常生活、自国の文化などについて英語でそれぞれ情報交換。両校の担当教員が加わり、SDGsの6番目の目標「安全な水とトイレを世界中に」をテーマにした簡単な議論も行われた。
参加した阿部晴香さんは「台湾の生徒は自然に話を振ったり、回したりして上手だった。意思を伝える手段の一つとして、英語で自然なコミュニケーションができるよう頑張りたい」と充実した様子。薗部昌宏さんは「対話中は視線を向けるよう意識した。書く勉強だけではなく、聞いて話せるようになりたい」と思いを話した。
相手校と昨年から交渉し、実現にこぎつけた英語科の仲山可那子教諭(26)は「相手は年上で英語力や主張力も高く、日本人の特性で譲ってしまう面もあって話す量はまだまだ」としながらも、「事前準備も含め、発言できるよう精いっぱい頑張ってくれた」とたたえた。同校では今後もオンライン交流を続ける予定だ。
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