JAセレサ川崎女性部の西部地区が先月、家庭で使いきれない未利用食品を回収して必要な人に届ける「フードドライブ」を合同で実施。合計796点の食品を集め、子ども食堂を運営している多摩区ソーシャルデザインセンター(多摩SDC/区役所1階)とNPO法人アイゼン(麻生区)に寄贈した。
西部地区は稲田、生田、菅、柿生の4支部で、合同でのフードドライブは初。女性部と支部の回覧で周知し、1月11日から14日の間に11店舗の支店窓口で食品を募集。乾麺やレトルト、缶詰などが集まった。
先月21日にJAセレサ川崎本店(宮前区)で行われた寄贈式には、女性部4支部の支部長と多摩SDC事務局長の俵隆典さん、子ども食堂の運営を担う学生らが出席。多摩SDCは昨年6月、女性部稲田支部からも寄贈を受けており、俵さんは「地元の方からの思いを、必要な地元の方につなげる環境が少しずつつくれていることが一番大切。住みよいまちになるように、多くの人を巻き込みながら取り組みたい」と話した。今回の食品は子ども食堂やSDCのイベントでの配布のほか、区役所を通して生活困窮者にも一部届けている。
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