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多摩区・麻生区 社会

公開日:2022.09.16

九条の会
平和願う 鐘響く
13回目、長念寺に50人

  • 1人目として鐘をつく世話人の田代さん

  • 畑谷さんの話を聞く参加者

 たま九条の会主催の第13回「平和の鐘つき」が9月9日、登戸の長念寺で開催された。生田9条の会、すげ9条の会、のぼりと9条の会が共催し、約50人が集った。

 戦争放棄等を定めた日本国憲法9条にちなみ、毎年9月9日9時9分に合わせて鐘をつく取り組み。たま九条の会の世話人・田代浩一さんは、長念寺が学童疎開を受け入れた歴史などに触れ、「ここで鐘をつくことは非常に意味のあること。これからも続けていければ」と呼びかけた。希望者全員が順番に鐘をつき、「戦争が早く終わりますように」「平和を守ろう」と願いを込めた。

 後半は本堂に移動。小林泰善住職は「有事に目がいきやすいが、平和を考えることに舵を切らないといけない」とあいさつした。川崎北合同法律事務所の弁護士・畑谷嘉宏さんは、教科書の記述から戦争の歴史や平和について講話し、参加者と思いを交わした。

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