多摩区・麻生区 意見広告
公開日:2023.01.27
市政報告
公共交通機関の整備は政治の仕事
日本共産党 川崎市議会議員団 井口まみ
市バスの「登14」系統「西菅団地―登戸駅」について住民の方たちから「稲田堤から区役所に行くのに午前9時台は40分に1本しかない」「区役所は5時までやっているのに、区役所から帰るバスは4時40分で終わり。多摩警察署まで歩かなければならない」など、切実で本当に困っている声がたくさん寄せられました。南生田では、市バスの運行経路を坂の上まで広げてほしいという請願が市議会に出され、趣旨採択になりました。
コミュニティ交通では、麻生区の高石団地周辺、多摩区の長尾周辺でミニバスが走っています。他の地域でもたいへん要望が強く、とりわけ小型のバスでも入らない狭い住宅街では、乗り合いタクシーを導入していほしいという声が強く上がっています。だれもが自由に移動することは社会生活を送るうえでの当然の権利です。だからその保証は政治の仕事です。お金のある人だけが自由に動けて、年金暮らしになったら動けないというのは不平等です。
しかしなかなか願いが実現しません。市バス路線は全く増えないし、コミュニティ交通もこの2路線以外には本格運行に至りません。それは、コストをすべて運賃で賄おうとするところに無理があるのです。
市バスは赤字を理由に減便でコスト縮減を図っています。しかし移動したい市民がいる限り、バスを動かすのが役割ではないでしょうか。市民が切実に願っている市バス路線は拡大するべきです。そのために一般会計から繰り出すべきです。
コミュニティ交通は住民が協議会を結成して運営するとしており、市は一定の助成はしていますが、運営費の赤字を補填しないために広がりません。市が運営費を補助するのが当然です。
川崎市は政令市トップの豊かな財政を持つ都市です。お金の使い道を変えれば公共交通への支援は十分にできます。誰もが自由に行きたいところに行って元気に社会生活を送れるような川崎市にしたいと思います。
井口まみ
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川崎市多摩区菅馬場1-23-25
TEL:044-949-6675
FAX:044-949-6675
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